個展「紙の声」、ありがとうございました!
ご挨拶が遅くなりましたが…
無事、初の個展「紙の声」が終了しました!

会期中は延べ250名超のお客様に足を運んでいただきました。
ご来場の皆様、誠にありがとうございました!!
差し入れもたくさんいただきました。
来れなくとも、メッセージを下さった方もいました。
応援してくれた方、遠方から気にかけてくださった方、
会場づくりを手伝ってくれた方……
とにかく本当に本当にたくさんの人の手を借りて実現した展示会でした。
会場へ来たくても来れない人に
少しでも雰囲気が伝わればいいなと思って、
展示はすべて写真・SNS投稿OKにしておりました。

「○○さんのFacebookをみてきました」とか、
「Twitterで気になって」と言って訪れる人の多さに驚きながら、
ウェブの力を実感しました。
凄いね、インターネット(笑)
同時に、わざわざ会場へお越しいただいた方だけが味わえるような
そういう仕掛け作りもしたかったのです。

『祈り』
この作品は、3枚重ねで1セットの作品です。
手にもって、ひっくり返してご覧いただけるように
テーブル置きで展示していました。
表側の黒い部分と、裏側から見た白い部分では見えるものが違います。
それをひっくり返したお客様自身に発見してほしくてつくりました。
欄間からヒントをもらって出来上がった作品です。
(ごめんなさい! 裏側の写真ありませんでした!)
もうひとつは『水奏(すいそう)』という作品です。

お客様自身の目の前にアクリル板を掲げ、
金魚の作品同士に挟まれて完成するモノです。
かっこよくいえばイサムノグチの作品と同じです。
お客様に参加してもらって初めて完成する、的な。
はっ!!イサムノグチファンの皆様ごめんなさい!!
でもね、ただ見てもらうだけじゃなくて、
見て、触って、ワクワクする感覚を味わってほしかったのですよ。
その場の空気感を共有して、
経験として持ち帰ってもらえるような、そんな展示にしたかったのです。

もちろん壁掛け単体の作品としても成立するようには考えていますよ!
みんながみんな勇気をもって
アクリル板を掲げてくれるわけじゃないことくらい想定しております。
(私も実際結構恥ずかしがりなのでね!笑)
あと、この作品。
「reborn」

多分この写真でも相当見づらいと思いますが、
白と黒で対になったものが額に収まっています。
これ、かなり近づいてみないと見えにくいんです。
それでいいと思ってわざと黒い背景にいれているのですが、
これも会場に来てくださった方が、じーーーーっと見て
気付いてくれたらうれしいなと思ったからなんです。
作品は全て、このハサミ一丁で仕上げています。
「カッターの方が楽なんじゃない?」とよく言われますが、
まぁ、とにかくカッターが使えなくてダメなんです、私。

ハサミの方が柔らかい線を切るのには向いてる気がしますよ。
厚い紙を切れないという難点はありますが(^^;
そして、実はこっそり足元にも演出が。
こちらは切り絵ではありませんが、金魚たちを泳がせておりました。
黒い床にポツポツと。
残念ながら初日に間に合わなくて、2日目からの登場でした。

照明と、音楽と、作品と。
出来上がった空間に、作者は居なくてもいいかなって思っていました。
その方が純粋にこの展示会を楽しんでもらえるのではないか、と。
でも、
見に来てくださる方がどういうところを見ているのか、
どんな作品を気に入ってくださるのか、
お話して気付かされたことがたくさんありました。
アドバイスをいただけたこと、感想を直接聞かせてもらえたこと、
在廊していた時間は本当に有意義で幸せなものでした。

ちなみにこの記事で使っている写真は全て、
関口将弘さんが撮ってくださいました。
素敵なお写真ばかりで、感無量です。
今回で悔しかったことや、さらにやりたいことが出てきたので
きっとまた個展やります。パワーアップして帰ってきます。
とりあえず次は7月の演劇シーズンが控えているので
芝居の方へシフトチェンジしますが、
切り絵も水面下で動いていきますよ。
最後に。
今回の展示で一番気に入っていたキャプションの言葉を置いておきます。
------------
『祈り』
誰かに認めてもらいたいくせに
その「誰か」が本当に誰でもいいわけじゃなくて、
だったら素直に「あの人の背中に爪痕を残したい」と思うべきなのかな
------------
ありがとうございました!
またどこかで(^^)/
無事、初の個展「紙の声」が終了しました!

会期中は延べ250名超のお客様に足を運んでいただきました。
ご来場の皆様、誠にありがとうございました!!
差し入れもたくさんいただきました。
来れなくとも、メッセージを下さった方もいました。
応援してくれた方、遠方から気にかけてくださった方、
会場づくりを手伝ってくれた方……
とにかく本当に本当にたくさんの人の手を借りて実現した展示会でした。
会場へ来たくても来れない人に
少しでも雰囲気が伝わればいいなと思って、
展示はすべて写真・SNS投稿OKにしておりました。

「○○さんのFacebookをみてきました」とか、
「Twitterで気になって」と言って訪れる人の多さに驚きながら、
ウェブの力を実感しました。
凄いね、インターネット(笑)
同時に、わざわざ会場へお越しいただいた方だけが味わえるような
そういう仕掛け作りもしたかったのです。

『祈り』
この作品は、3枚重ねで1セットの作品です。
手にもって、ひっくり返してご覧いただけるように
テーブル置きで展示していました。
表側の黒い部分と、裏側から見た白い部分では見えるものが違います。
それをひっくり返したお客様自身に発見してほしくてつくりました。
欄間からヒントをもらって出来上がった作品です。
(ごめんなさい! 裏側の写真ありませんでした!)
もうひとつは『水奏(すいそう)』という作品です。

お客様自身の目の前にアクリル板を掲げ、
金魚の作品同士に挟まれて完成するモノです。
かっこよくいえばイサムノグチの作品と同じです。
お客様に参加してもらって初めて完成する、的な。
はっ!!イサムノグチファンの皆様ごめんなさい!!
でもね、ただ見てもらうだけじゃなくて、
見て、触って、ワクワクする感覚を味わってほしかったのですよ。
その場の空気感を共有して、
経験として持ち帰ってもらえるような、そんな展示にしたかったのです。

もちろん壁掛け単体の作品としても成立するようには考えていますよ!
みんながみんな勇気をもって
アクリル板を掲げてくれるわけじゃないことくらい想定しております。
(私も実際結構恥ずかしがりなのでね!笑)
あと、この作品。
「reborn」

多分この写真でも相当見づらいと思いますが、
白と黒で対になったものが額に収まっています。
これ、かなり近づいてみないと見えにくいんです。
それでいいと思ってわざと黒い背景にいれているのですが、
これも会場に来てくださった方が、じーーーーっと見て
気付いてくれたらうれしいなと思ったからなんです。
作品は全て、このハサミ一丁で仕上げています。
「カッターの方が楽なんじゃない?」とよく言われますが、
まぁ、とにかくカッターが使えなくてダメなんです、私。

ハサミの方が柔らかい線を切るのには向いてる気がしますよ。
厚い紙を切れないという難点はありますが(^^;
そして、実はこっそり足元にも演出が。
こちらは切り絵ではありませんが、金魚たちを泳がせておりました。
黒い床にポツポツと。
残念ながら初日に間に合わなくて、2日目からの登場でした。

照明と、音楽と、作品と。
出来上がった空間に、作者は居なくてもいいかなって思っていました。
その方が純粋にこの展示会を楽しんでもらえるのではないか、と。
でも、
見に来てくださる方がどういうところを見ているのか、
どんな作品を気に入ってくださるのか、
お話して気付かされたことがたくさんありました。
アドバイスをいただけたこと、感想を直接聞かせてもらえたこと、
在廊していた時間は本当に有意義で幸せなものでした。

ちなみにこの記事で使っている写真は全て、
関口将弘さんが撮ってくださいました。
素敵なお写真ばかりで、感無量です。
今回で悔しかったことや、さらにやりたいことが出てきたので
きっとまた個展やります。パワーアップして帰ってきます。
とりあえず次は7月の演劇シーズンが控えているので
芝居の方へシフトチェンジしますが、
切り絵も水面下で動いていきますよ。
最後に。
今回の展示で一番気に入っていたキャプションの言葉を置いておきます。
------------
『祈り』
誰かに認めてもらいたいくせに
その「誰か」が本当に誰でもいいわけじゃなくて、
だったら素直に「あの人の背中に爪痕を残したい」と思うべきなのかな
------------
ありがとうございました!
またどこかで(^^)/